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マルセイユ石鹸のpHとは?|アルカリ性がもたらす自然の洗浄力と肌への働き マルセイユ石鹸のpHとは?|アルカリ性がもたらす自然の洗浄力と肌への働き

マルセイユ石鹸のpHとは?|アルカリ性がもたらす自然の洗浄力と肌への働き

100%植物由来の原料から生まれる**マルセイユ石鹸(Savon de Marseille)**は、古くから「自然の恵みで汚れを落とす万能ソープ」として親しまれてきました。その優れた洗浄力と抗菌性は、独自のpHバランス(アルカリ性)に由来します。この記事では、マルセイユ石鹸のpH値と、その働き・効果について詳しく解説します。

 

pHとは?知っておきたい基礎知識

pH(ピーエイチ)は、液体の酸性・中性・アルカリ性を示す指標で、0〜14の数値で表されます。

数値 状態
0〜6 酸性(例:レモン汁 pH2.5)
7 中性(例:純水 pH7)
8〜14 アルカリ性(例:マルセイユ石鹸 pH10)

数値が1違うと、酸性・アルカリ性の強さは10倍変わるという特徴があります。
つまり、pH11の洗剤はマルセイユ石鹸(pH10)より10倍アルカリ性が強いということです。

マルセイユ石鹸のpHは「約10」──アルカリ性のやさしい力

マルセイユ石鹸は、主に植物油とソーダ(苛性ソーダ)から作られ、そのpHはおよそ10の弱アルカリ性です。

アルカリ性には自然の抗菌・除菌作用があり、マルセイユ石鹸は次のようなメリットを持ちます。

・肌の汚れ・皮脂をしっかり落とす

・余分な皮脂を取り除き、皮脂バランスを整える

・顔・体・髪など全身に使用できる

・敏感肌や乾燥肌の方にもやさしい

・防腐剤・香料・動物性脂肪を一切使用しない

 

アルカリ性ソープは肌に刺激がある?──実は逆です

人の皮膚はpH5〜5.5の弱酸性です。
そのため、pH10の石鹸は「強すぎるのでは?」と思われがちですが、実際には水で薄まり、洗い流されるため心配は不要です。むしろマルセイユ石鹸は、

・肌の汚れや古い角質を優しく落とし

・清潔な状態を保ち

・皮脂の過剰分泌を防ぐ

といった働きがあり、肌の自然な回復力を助ける役割を果たします。
肌トラブル(ニキビ・脂性肌・乾燥)に悩む方にもおすすめです。

 

マルセイユ石鹸は“万能ソープ”──スキンケアから掃除まで

マルセイユ石鹸のアルカリ性は、肌だけでなく家の掃除にも大活躍します。

・衣類のシミ抜き

・キッチン・浴室などの除菌洗浄

・手作り洗剤(洗濯用・食器用・多目的クリーナー)

フレーク状やチップ状のマルセイユ石鹸をお湯に溶かすだけで、ナチュラルで安心なエコ洗剤が簡単に作れます。

 

「pH中性石鹸」との違い

最近では「pH中性(pH7)」の石鹸も注目されていますが、これらの多くは合成界面活性剤や石油系成分を含む場合があります。一方で、マルセイユ石鹸は天然の植物油をけん化しただけのシンプルな配合。だからこそ、

・アレルギーや刺激の原因となる成分を含まない

・抗菌力・洗浄力・多用途性が高い

という特徴を持ち、環境にも肌にもやさしいソープとして世界中で愛されています。

 

La Corvetteが守る、伝統と自然の調和

1894年創業のサボネリー・デュ・ミディ(La Corvette)は、今もなお伝統的な釜焚き製法でマルセイユ石鹸を製造しています。100%植物由来の原料にこだわり、添加物を一切使わない製法は、“本物”を求める世界中の人々に信頼されています。

 

肌にも地球にもやさしい、La Corvetteのマルセイユ石鹸。
自然のアルカリバランスが生み出す洗浄力と心地よさを、あなたの毎日の暮らしにも。

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