使い方のヒントとコツ
シンプルだからこそ、使い方もさまざまです。古くから伝わるマルセイユソープの使い方、ヒントとコツをご紹介します。サボネリー・デュ・ミディおすすめの使い方もプラスしていますので、お試しください。
1. 身体の洗浄用(石鹸本来の用途として)
「顔にも使えますか?」「体用ですか?」とご質問いただくことが多いですが、マルセイユソープは、体はもちろん顔も、全身にお使いいただけます。十分に泡立てた柔らかい泡で、丁寧にお肌を擦らず洗ってください。汚れは落としつつも、余分な皮脂を洗い落とさず、洗い上がりのお肌はみずみずしくしっとり。自然素材の軽いメイクであればメイク落としとしてもお使いいただけます。
2.髪や頭皮の洗浄用
ショートヘアーならシャンプーとして使うことができます。強力なシャンプーに比べると頭皮を痛めることがありません。髪質にもよりますが、洗い流した後にきしむ場合は、市販の自然派トリートメントやクエン酸リンスなどをご使用になられるお客様もおられます。
3.髭剃りに使用
マルセイユソープを泡立てて、シェーブクリームとしてもご使用いただけます。
4.衣類の汚れ落としに
通常の洗濯では落ちにくいシミなどの除去(果汁や油ジミなど)の際、マルセイユソープを少量の水で直接シミ部分に擦ってください。その後、洗濯機でいつものように洗って頂くと、ほとんどのシミは落ちます。
5.デリケート素材の洗濯に
ぬるま湯に石鹸素地を少し加えてよくかき混ぜた中に、ランジェリーなどのデリケート素材を入れ2~3時間置いておきます。目立つシミがない限りは、擦らず、ゆすいで乾燥させルト、通常の洗濯機で洗うよりも衣類を傷めません。固形の石鹸を細かく削って入れると、より希釈しやすいです。
6.革靴やスニーカーのお手入れに
マルセイユソープをブラシにつけ、汚れている部分を中心に靴をやさしく丁寧に擦り洗いしていきます。水ですすぎながら、汚れが落ちるまで丁寧に繰り返していきます。最後にすすいだら、後は乾燥させるのみです。
7.メイクアップブラシやスポンジなどのお手入れに
ブラシを濡らして、マルセイユソープを丁寧に泡立てた泡でやさしく洗い乾かします。きれいに汚れが落ちて、ブラシ部分にもツヤが出ます。
8.衣類の香りづけに
衣類の香り付けのためにマルセイユソープをひと欠片クローゼットや引き出しの中に入れます。これは、プロヴァンスで広く用いられている使い方です。
9.防虫剤として
石鹸ひと欠片を木製の家具の中に入れておくと虫食いなどの害虫が付きにくくなると重宝されています。
10.植物のお手入れとして
ガーデニングの際、マルセイユソープを溶かした水を植物にスプレーすると、害虫が付きにくくなります。生分解性が高く、環境に優しいマルセイユソープは、天然の防虫剤として働いてくれます。
11.その他
石鹸ひと欠片を布団の中の足の横に置いて寝てください。昔からマルセイユソープは、こむら返りなどを和らげると言われています。
以上が、本国フランスメーカー「サボネリー・デュ・ミディ」おすすめの使い方です。昔から伝わる使い方になります。
原材料は、オリーブ油、ヤシ油のみのシンプルなマルセイユソープ。シンプルだからこそ、さまざまな使い方ができる優れものです。ご愛用者様からも、さまざまな使い方のお声をいただいてます。愛犬のシャンプー剤として、マルセイユソープを削ったチップスをぬるま湯に入れてフローリングの拭き掃除の洗剤として、食器洗いにご使用いだだいたり、など・・・愛犬や家族の口に化学的な成分が入ることが少し気になるので、無添加のマルセイユソープを使ってますと仰られていました。男性の方からは、洗髪から体、顔まで1個の石鹸で完結するのでシンプルで良い!と喜びのお声も。
マルセイユソープを最大限に楽しんでいただけたら嬉しいです。